人生は積み減らすべきものなんだ

岡本太郎との出会い

自分は岡本太郎に興味があります。

興味を持ったきっかけは太陽の塔との出会いでした。

初めて太陽の塔を見たとき、これはすごいと思いました。

 

なにか周りとは違う雰囲気をまとっていて、

生命を感じるような作品だなと思いました。

 

それから岡本太郎の考え方に触れるようになり、より興味を持っていきました。

彼の考え方っていわゆる世間一般のそれとは180度違うんですよね笑

自分の軸が強くあって、自分の中に孤独を持っている。

その彼の中にある空洞部分で自分の感情がすごいエネルギーとともに動き回っているような。

そしてその感情に誰よりも素直に生きている方だと感じています。

 

 

圧倒された本の冒頭

彼の作品で初めて読んだ本は『自分の中に毒を持て』です。

読み始めてすぐに、私はびっくりしました。

なんの前置きもなく、一行目から彼の独特な主張が始まったからです。

 

 

人生は積み重ねるものではなく、

積み減らすものである

『自分の中に毒を持て』岡本太郎

今まで私達は積み重ねることで成功していくこと学んで来たんですよね。

部活動の日々の練習であったり、

受験勉強であったり、

趣味だってそう、毎日絵を書いて少しずつうまくなったり、

社会人になってもキャリアをコツコツ積み重ねていったりと。

 

でも岡本太郎の主張はそれとは全く逆のものだったんです。

人生は積み減らすべきもの。

今までの蓄積なんて必要なくて、その一瞬一瞬で人生に挑み続けることが、

”人間らしい生き方”なんだと言っています。

人生を積み上げながら進んでいくと、その過去の蓄積のせいで身動きができなくなってしまう。

それよりむしろ過去なんか気にせず、常に身軽で目の前の事に全身全霊を注ぐ。

そんなことを主張しています。

 

ここ数年の日本の働き方って、案外岡本太郎の考え方に近づいているのかな

なんて思っているんです。

 

例えば、YouTuberなんて職業ができましたよね。

10年前だったらこんな不安定な職業誰がやるんだ!ってなってたと思うんです。

でも今ではなりたい職業ランキングで1位ですよね。

つまり、自分の趣味や好きなことを仕事にする時代になってきている証拠だと思うんです。

 

「ワーク・ライフバランス」ではなく、「ライフ・ワークバランス」にシフトしている。

仕事の合間で暮らしを良くしていくのではなく、暮らしの中に自分の好きな仕事を入れていく。

似ているようで全く違うものですよね。

 

 

人間らしく生きる

完全に一致しないにせよ、岡本太郎の主張って核をついているんだと思います。

「自分らしく生きる」ではなく、「人間らしく生きる」

これって例外なく誰にでも当てはまるんですよね。

これがやりたい!と思ったら、今までの蓄積なんて捨ててのめり込む。

 

私は正直これに憧れているんですよね。

それだけ熱中することができれば、名誉もお金も全く関係ないんだと思うんです。

言ってしまえば自己満足のようなもの。

彼はそういった名声や他人からの視線なんて気にせず、

自分と真っ向からぶつかることで「人間らしく生きる」ことができると主張しています。

 

岡本太郎ほど大胆にする必要はないし、岡本太郎になる必要もない。

けれど保守的な人生をやめて、少し動き回ることで人生って変わるよなということです。

”人生を積み減らしながら”

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