自分と対話するノートのススメ


Look back ノートとは


Look back ノートとは、「自分の考えや感情をさらけ出すノート」です。

Look back onが、英語で”振り返る”という意味の熟語で、

省略してlook backと呼んでいます。

正直、このノートに名前は特につけてなかったのですが、便宜上名付けてみました。

 

これは単なる日記というよりは、”自分と対話するための場”です。

そもそも日記は日々を記録するために書くのが一般的ですが、

look backノートは自分を理解することが目的です。

だから同じ出来事を書くにも、事実を淡々と述べるだけではなく、

その出来事から自分が何を思って、感じたのかといったことを自問自答していきます。

 

もちろん日記要素がゼロなわけではないんです。

感情が動かされた出来事に関して、起きたことを説明することもあります。

そういったときの気持ちを整理するという意味では共通するんです。

ただこのノートは、感情や思いにフォーカスしたものであることが大事なんだと思います。

 


Look backノートを始めたワケ


このノートを始めたのは2017年7月19日です。

このときの自分の現状は、とてもいいと言えるものではありませんでした。

当時私は大学2年で、期末テストとバイトでキツキツの生活をしていました。

カラオケの夜勤で、8〜12時間ほど働いて、朝7時くらいに帰宅して就寝。

14時ごろに起きてレポートをこなす。といった日々が続いていました。

 

果たして自分は価値のある一日を過ごせているのかととモヤモヤしていました。

今振り替えってみるとまぎれもなくNoでだったと思います。

そんなモヤモヤした気持ちを吐き出す場としてこのノートを書き始めました。

そしてこれが自分にとても合っているということに気づき、今まで続くこととなりました。

 


Look backノートの2つのルール


このノートのルールは2つあります。

    • 誰にも見せないことを前提とする
    • 書く頻度を決めない

「誰にも見せないことを前提」とする理由は、そもそも見せるものではないと思っているからです。

このノートはあくまで自分を理解するためのノートなんです。

それに加えて、もし他人に見せることを前提とすると、どうしても本音が書きづらくなる。

このノートに見栄や誇張が介入すべきではないと思っています。

 

2つ目の「書く頻度を決めない」こと。理由は形骸化させないためです。

例えば、週1でノートを書こうと決めてしまうと、どうしても追われて書くことが生じてしまう。

それでは本当の感情を書くことは難しいと思いました。 書くことを目的にしてはいけないんです。

ノートを書きたいと思った時、つまり自分の中で何か心が動いた時が書くタイミング。

なので2日続けて書くこともあれば、1ヶ月ぶりに書くこともあります。

しかし、そうすることでこのノートに書かれていることは非常に濃い内容になっていきました。

どの部分もが、良し悪しに関わらず自分の大事な過去として記録されています。

そんな密度の濃いノートは次第にとても大切なものになっていくんです。

 

以上の2つのルールを守るだけで、自分の気持ちを鮮度高くアウトプットできます。

逆にこの2つを守らないと、偽りや見栄が出てきてしまうんです。

少なくとも自分には必須ルールだと思っています。

 


3年半続けてみてどうだったか


このノートを書き始めて3年半が経ちました。

このノートを書いていたことで3つ、良かった点があったので紹介していきたいと思います。

 

1つ目は、頭の整理ができたことです。

自分と向き合いながらそれを文字に起こしていくことで、自分の頭の中を整理することができました。

ノートに書くのは、パソコンでタイプするより時間がかかると思う人がいるかもしれません。

しかしそのペンを動かしている時間が自分と対話する時間になるんです。

そして筆跡は案外そのときの自分の状況を表します。

日によって自分の字が本当に違くて、書いていたときの状況が思い出されることもあるくらいです。

 

2つ目は自分を振り返ることができること。 このノートは”自分そのもの”なんです。

このノートには本当に色んな時代の自分が鏡のように反映されています。

楽しかった時のことも、辛かった時のことも、挑戦していた時のことも。

今では忘れてしまっているようなことでも、このノートはしっかり覚えています。

ちょうど一年前に書いたことを読み返してみると結構面白いんですよね。

「去年の今頃はこんなこと考えていたのか」とか、「こんなことに興味を持っていたのか」とか。

自分より自分を知っていることが多いです。

自分がどういう人生を送ってきたのか、大事なところをかいつまんで教えてくれます。

 

3つ目は客観的視点を持つ事ができたこと。

自分と対話するという事は、自分を客観的に見るという事に近いです。

自分ってこういう事が好きな人間なんだなとかが分かってきます。

自分自身に同情したり、自分ってこういうとこダメだよなと思うこともあります。

ただ、 こういう一歩引いて見た視点ってとても大事だと思うんですよね。

仕事でも人間関係でも、とても役立つ視点です。

自分が客観視癖が付いたのはこのノートの影響もあると思います。

 

以上がこのノートを書いていて、良かったと思える点でした。

これは私だけに当てはまるというよりかは、比較的一般的に当てはまることだと思います。

そしてこのノートを書かなければ良かったと思ったことは一度もありません。

頭の整理や、客観的思考などを持ちたいと思った方にはおすすめです。

 


終わりに


繰り返しになりますが、少しでも頭の中がモヤモヤする人はやってみるといいと思います。

私は留学に行くときも、ひとり旅に出かける時も、必ずこのノートを持っていて現地で書いていました。

今では本当にいろんな喜怒哀楽がこもっている一冊になっています。

ほんと簡単に、かつ濃密に、さらに楽しく自分を知っていくことができるので、

ぜひ試してみてください。

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