自分と写真(2)


心境の変化


前回は、自分とカメラの出会いから、自分でカメラを買うまでをお話しました。

今回はその後、どのようにいまに至るのかをお話したいと思います。

 

 

写真はずっと趣味でやっていました。

旅行とか留学のときに写真を撮って、いい写真を撮って満足。

みたいな自己満足でした。

 

でも少しずつ気持ちが変わってきて、

この頃から写真を撮ることで誰かの役に立つことができたらいいなと思うようになりました。

私の大学の専攻ってクリエイティブな学問で、

周りの人達もそういった人が多かったんですよね。

グラフィックデザイナーとして活躍する人、

ダンスやモデルとして活躍する人とかが幅広くいたんです。

そういう人たちって自分をそれぞれのスキルを通して表現する人たちなんです。

自分にはそれがすごく輝いて見えたんですよね。

それが結果として誰かを感動させたり、

ポジティブな影響が与えられたら素敵なことだなと思ったんです。

 

ただ、「好きなことで役に立つ」と簡単に言うけど、

もちろん苦手なこともその中には絶対含まれていますよね笑

でもそれでもやりたいと思えたら勝ちだと思っています。

 


行動の変化


この頃からより写真に深く触れるようになりました。

それまでは撮った写真をレタッチ(編集)することはなかったんですが、

RAWで撮影することを覚え、LightroomやVSCOでレタッチをするようになったんです。

YouTubeでレタッチの仕方などを勉強しながら見様見真似で行っていました笑

ただ正直、この大学生の期間で写真の成長はあまりありませんでした。

その理由は分っていて、”何も考えずに”写真を撮っていたからです。

写真を撮るタイミングは

「いい景色だ!良いアングルだ!」→「パシャリ」

といった感じだったんですよね笑

だからいざ家に帰って写真を見て見ると

いい写真だな、となる写真の割合ってそんなに高くなかったんです。

 

ただ最近になって、その状況が変わってきました。

いい写真を撮るためにどうすればいいのかを考え出したんです。

その写真で伝えたいことや光の向き、構図などです。

そういったことを言語化することに取り組みだしました。

 

言い換えると、なんとなく撮っていた写真が意味を乗せた写真になってきたということです。

そしてその意味を乗せるために私は「余白」が必要だと思っています。

「余白」はどう表現すれば生まれるのかはまだ言語化できていませんが、

少しずつ自分の表現方法として定着させて生きたいと思います。

 

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