“親元を離れること”について
実はつい先日、一人暮らしを始めました。
理由は単に転勤で、生まれてからずーっと住んでいた埼玉を離れ、
大阪に暮らすことになったんです。
この異動の内示を知らされたのが、7/30とかで、
引越ししたのが8/26だから本当に直前かつ唐突でした笑。
一つの人生ポイント地点だと思うので、
記録する意味でも今思っていることを書こうかなと思います。
本当は何個か思っていることがあって全部書こうと思ったんですけど、
思ったより長くなってしまったので、一つのことについて話そうと思います。
家族への思い
転勤が決まってまず思ったのが、「ついに親元を離れるのか」という気持ちでした。
大学生の頃からずっと一人暮らしはしたかったんですが、それはあくまで家族と離れたいからという理由ではなく、
純粋に自由さとか自分の空間を作りたいという気持ちからでした。
特に私の家族は本当に仲が良くて、“親子”というよりは“友達”みたいな感じだったんですよね。
ふざけていたり、興味を持っていることが似ていたり。
だからこそ、ついに家族と離れるとなると寂しい気持ちになりました。
両親から学んだことも多くて、直接影響を受けたこととか、
無意識のうちの影響されている事もあるなぁと自覚しています。
それらが今の自分という人となりを作ってくれているんですよね。
本当に両親からは愛情をもらったと感じていて、自分が社会人になるような歳になっても
ずーっと愛情を持って接してくれていました。
仕事で夜が遅い時も待ってくれていたり、寝ていたのに寝室から降りてきてくれたり、笑
何とも言えないですね。
だから寂しいという気持ちは誰よりもあったんです。
親元を離れるタイミング
何かのタイミングでほとんどの人が、親元を離れると思うんですけど、
それってすごい大きいことだと思うんです。
もちろん一生会えなくなるとかは思っていません。
帰省する事もあるだろうし、逆に遊びに来てくれることもあると思います。
ただ、人生という大きい尺度で見た時に、その実家を離れるタイミング次第で
家族と時を共にする時間って大きく変わってきますよね。
実家を離れれば年に4回帰省するにしても、1週間くらい。
実家にいればそれが365日です。
離れていてももちろん連絡はするけれど、
やっぱり実際に目の前で話すとでは大きな違いだと思います。
“同じ時間を過ごす”ということが本当に幸せて、どれだけ価値のあることか、と思うのです。
もちろんこれは自分の家族を持っていないから思うことで、
自分で家族を持つようになったらまた変わってきます。
そんな感謝しきれないほどの愛情をもらった人と同じ時間を過ごせることが、
今までは日常として存在していたけれど、
これからはどんどんそれが貴重になっていく。
そう考えると少し損した気分になる気もしました。
自分も我が家のような家族を作りたいなと思っています。
もちろん今回の話は一人暮らしをすることで失ってしまう
部分の話にフォーカスしたものなので、
もちろん一人暮らしをすること得られることもいっぱいあると思っています。
なので今はその得られることを存分に楽しんで学んでいきたいと思っています。
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